『鋼の錬金術師』についてです。お願い致します。
ロイ・マスタングが人体錬成されてしまいますよね。
その時にラースが金歯医者のことを
「人体錬成の知識を持った錬金術師」
「人体錬成の構築式を持つ者」
のようなことを言っていますよね。
これは金歯医者が『人体錬成の錬金術師』みたいな存在ということですか?
人体錬成を何度も繰り返して完全な構築式を持っているという意味でしょう。
金歯医者は錬金術で傷を直す闇医者として長く活躍していたようなので本来治るはずのない怪我を治したり、長期間の治療が必要になるキンブリーの怪我を瞬時に治してしまうのは人体錬成を使ったからだと思われます。
普通ならリバウンドで即座に死亡するか真理行きですが力の底上げに賢者の石を使っているのでリバウンドは全て賢者の石が引き受けてくれています。
結果として何のリバウンドも無しに人体錬成の構築式を得ているんだと思います。
他にもキングブラッドレイの候補を研究していたり、賢者の石の生成もしていた可能性があるので知識量だけならダントツかもしれません。
金歯医者は人体錬成できる錬金術師です。
エド達をお父様の元に送った第一段階が余り者を代価に人体錬成したように見えます。
自らが書いた錬成陣に代価を置きそれと引き換えにセントラル市内の研究所を頂点とした錬成陣を使ってセントラルにいる人柱達を人体錬成してお父様の元に送ったのではないでしょうか?
真理がどうたら構築式がどうたらで難しく考えてつぼにハマってしまいがちですが、この件に関しては、私はそのままの意味だと思います・・・。
この世界の錬金術の基本をおさらいしてみましょうか・・・、
「錬金術は等価交換・・・理解・分解・再構築を持って発動させる。」
「その際、分解・再構築には練成陣を必要とし、自分の精神エネルギーを発動の媒介にする。」
つまり、人体練成にも、それを行う人体の知識(理解)と、人体構築の練成陣(分解・再構築式)が必要ということです。
イズミやエルリック兄弟などは自分の目的のため人体の知識と練成陣(構築式)は知っていますが、ロイ・マスタングは知っているとは限りません。
そこで、人体を練成するのにその知識と構築式(練成陣)を知る者・・・つまり、金歯医者が必要ということなのだと思います・・・。
だからラースは金歯医者のことを「人体錬成の「知識」を持った錬金術師」や「人体錬成の「構築式」を持つ者」のようなことを言ったのだと・・・。
エドやイズミのように真理をみた錬金術師は自分自身が構築式ですが、特定の分野(この場合だと人体錬成)においてものすごく知識をもっていたらその分野の錬成に限って構築式なしで錬成することができます(その人自身が構築式になるため)
辞書を丸暗記した人がいるとその人は辞書を必要としないのと同じ理由ですね♪
『人体錬成の錬金術師』という表現も間違ってはいないと思います
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