鋼の錬金術師についての疑問です。

鋼の錬金術師についての疑問です。

最近、ふと、思って気になったのですが、ホークアイ中尉は背中に大佐の錬金術の師匠が託した錬成陣が背中にあります。

中尉、一般人の方々がもしも、錬金術の勉強などを学んだら錬金術師になれるんじゃないですか？

みんな1人1人真理の扉があります。ならば、何故中尉やほかの軍人（バッカニア大尉など）は錬金術をつかわないのですか？

それとも、なんらかの要素が足りないのですか？

フー爺さんなんかブラッドレイ戦のとき錬丹術が使えたら死なずに済んだのでは？



なんか、しょうもない質問でごめんなさい。

錬金術は高度な科学で、第一工程に｢理解｣があるとおり、錬金術の原理･錬成の過程･錬成物の物質としての構造･錬成物の想像力等々、相当頭を使う学問です。



それを全て学んで頭の中で整理し理解することが出来れば、誰にでも錬金術を使うことが出来ます。つまり、国家資格の有無に拘わらず錬金術師はこれを全てクリアしているのです。

途中で挫折したりきちんと理解出来ていない分野の錬金術は扱えませんから、一般人には扱えないのです。

一般人が特殊相対性理論を理解することが出来ないからそれを用いた数式を扱えないのと同じです。

また、自分が学んでいない範囲の錬金術は扱えないので、最強最恐最凶の焔の錬金術は、中尉の背中の暗号を解読した大佐にしか扱えないのです。





中尉は狙撃の腕を磨いたので錬金術は学んでいません。フーやランファンは護衛として体術や剣術を磨いたので錬丹術を学んでいません。

専門外の知識はわからない、というのは我々3Dの人間と同じですね。

たぶん、誰でも勉強すれば錬金術は使えるようになると思います。でも、錬金術の本はすべて暗号で書かれていて、一般人が使えないようになってます。エドとアルも解読に四苦八苦しましたよね。確かエドの錬金術ノートも暗号で書かれていて、アルが、「兄さんのノートは、何が書かれているか、全然わかんないや。」とか言ってたと思います。



フー爺さんはたぶん勉強不足で錬丹術が使えなかったのだと思います。

話の流れを読めばわかると思いますが、１巻でカヤルの父親が「俺には才能がなくてやめちまったが」と言ってました。

他にも２巻のショウ・タッカーはいくら研究を進めても理想の結果に辿り着けず、結果人と動物とのキメラを作るに至りました。

これらから読みとれるのは、錬金術はできる人とできない人がいる（才能や閃きの点で）ということになると感じました。

実際の私たちの世界でもみんながみんな勉強ができるかといえばそうではないし、いくら研究を進めても思ったようにいかない人もいますよね。

それと同じ感じで錬金術もできる人とできない人がいるんだと思います。

こればかりは才能に左右されると言うしか無いと思います。



エドはあの腕前で天才と呼ばれていましたから簡単な錬金術は学べば出来るようになると思いますが軍事的に利用出来るまでに力を高める事が出来るのは才能がある一部の人間だけなのだと思います。



明らかに天才肌のヒューズやオリヴィエが錬金術を一切使えませんから便利だと分かっていても使いこなすのは難しいのだと思います。





コーネロが賢者の石の不完全版を使って奇跡の業だと言ってもレト教の信者達は錬金術の存在すら知らなかったですからまだ周知の徹底が出来てないとも言えます。